【傷つく言葉】落ち込む先輩の言葉とその対処法2選
先輩に怒られた…悲しい…。
どんまい。でも「怒る」には2種類あるんだよ。1つは感情で怒る。もう一つは相手のために怒る。
今回は筆者が思う「落ち込む先輩の言葉」と「その対処法」を説明するよ。
なお、筆者が今でも心に刻まれている先輩の言葉は以下の記事にまとめています。
言われて傷つく言葉1:それは間違っている
よく立場が上の人が下の人に使う言葉。
当人はそんなつもりがなくても、言われた本人は自分を否定されたと感じます。
そもそも、人は考え方や価値観は異なって当たり前です。
そのため、異なる意見に対しすぐに否定はしないべきです。
もちろん、間違った意見もあります。
しかし、その人なりの考えであり、「そういう考えもあるよね」と一旦受け入れて、「でも現状だとこっちの方が良い」という風に考えます。
やはり人に否定されるのは辛いですからね。
■対処法
感情で受け止めないようにしましょう。
言われたらイラっとしたり落ち込んだりしますが、自分の価値観と比較するのではなく、まずは相手の発言の意図を考えましょう。
果たして、相手は自分の人間性を否定したのでしょうか?
もし自分の人間性を否定したのであれば、そういう人なんだと割り切りましょう。
7つの習慣の「第一部 パラダイムと原則」に登場するインサイド・アウトの逆、アウトサイド・イン(自分が上手くいかないのは周りのせい、環境のせい)に近いもの。
そういう人に振り回されるのは、人生もったいない。
その人のために仕事しているわけではないのであれば、そういう人なんだぐらいで割り切りましょう。
人間性ではなくアイディアを否定されている場合は、その意図を確認しましょう。(この時、感情的な発言にならないよう気をつけましょう)
争うのが目的ではないので、より良いアイディアを選択すべきです。
そのため、しっかり相手の考えを理解しましょう。
■否定をしてしまう人へ
ちなみに、相手に否定の言葉を言ってしまう人は、
- 感情的に発言していませんか?
人は感情的になるもの。そこを否定する必要はないです。
しかし、その感情を使うか使わないかは選択できます。
まずは2秒ほど間を置いて発言する癖をつけましょう。
そして、こちらも自分の価値観と比較するのではなく、まずは相手の発言の意図を考えましょう。
- 他人を自分の思い通りにしようとしていませんか?
自分はコントロールできても他人はコントロールできないもの。
それよりも今の目的を意識しましょう。
相手と争うのが目的ではなく、一緒により良いものを作り上げるのが目的ではないでしょうか。
- 「自分の方が優れている」と思っていませんか?
確かに優劣はあります。自分が優れている場合は誇っていいと思います。
しかし、本当に自分が優れているか考えましょう。
私は、昔は人よりも優れていると思っていましたが、今は考え方が違うだけと思っています。
考え方が違うということは、自分とは違う切り口で物事を考えた発言のため、自分の中では生まれない貴重な意見の可能性があります。
それをすぐに否定してしまうのはもったいないです。
言われて傷つく言葉2:頼んだ仕事を何も言わずに自分でやってしまう
発言ではないですが、時には無言が相手を傷つけます。
一度人に頼んだ仕事をいつの間にか自分でやってしまって「もういいよ」みたいなことを後で言ってくるパターンです。
実際に私が上司にやられたのですが、すごい傷ついて落ち込みました。
相手不信になり、回復までに時間が掛かりました。
ただ、今では回復しており、それなりに良好な関係を築いています。
■対処法
ここでもやはり相手の考えを推理しましょう。
自分の人間性を否定されたのでしょうか?
そうであれば、やはりここでもそういう人なんだと思い割り切りましょう。
無理にがんばって相手する必要はなく対処するぐらいで良いと思います。(アウトサイド・インの人間なんだなぁぐらいで)
ただ、いくら推理しても会話していないので真相はわからない場合が多いです。(ヒントもない)
こういう時は会話するのも嫌になってしまいますが、自分だけで折り合いをつけるのも難しいです。
私も一人で考えてしばらく苦しみました。(怒っているのか?自分に失望しているのか??という思いが自分の中で駆け巡りました)
どうやって脱したかと言うと、その人と会話をしていき、自分に対する思いを確認していきました。
直接「なんでですか?」とは聞かず、別のことで会話しました。
すると、自分に対し怒りや失望があったわけではなさそうと感じてきて、立ち直りました。
会話するのは嫌だし勇気が要りますが、例え悪い答えが出てもスッキリします。
少し気持ちが落ち着いたら、雑談でもいいので話しかけてみるのもいいかなと思います。
ちなみに、私の場合は結局真相はわからず失望しているかもしれませんが、今では別にどっちでも良いと思えています。
人は感情的になるとすごく不安になり悪いことばかり考えますが、落ち着いてよくよく考えると、どうでもよかったりします。
今すぐどうにかしないと…と思わなくても良く、「今自分は感情的になっているんだ」ということを自覚し、落ち着いてから考えよう、で良いと思います。
まとめ:【傷つく言葉】落ち込む先輩の言葉とその対処法2選
- 言われて傷つく言葉1:それは間違っている
否定形の言葉。基本、相手に使うべきではない言葉。
相手が何を否定しているのか考えましょう。
人格否定であれば「そういう人なんだ」と割り切りましょう。
- 言われて傷つく言葉2:頼んだ仕事を何も言わずに自分でやってしまう
言葉が無く、コミュニケーション不足からくるもの。
こちらも相手の気持ちを推理するのですが、よくわからなければ、落ち着いてから少しずつコミュニケーションを取っていきましょう。
何気ない会話から、怒っているのか・失望しているのか・何も気にしていないのかが見えてきたりします。
相手の真意がわからないというところからネガティブになることが多いので、双方出来る限り言葉を交わしていくことが大事と思っています。
「空気を読め」「言わなくてもわかるだろ」とよく聞きますが、これは他力本願で私はあまり好きではないです。
相手に何かを求めるのであれば、やはり言葉でちゃんと伝えるべきと思います。
以上です。参考になれば幸いです。