【節約】まずは考え方から!支出を減らすための6つの心得
なかなか貯金が増えないなぁ。食費でも減らそうかなぁ。
それって本当に続けられるの?
えっ…3日ぐらいは続くと思うけど…。
それじゃあ貯金は増えていかないよね。
今回は、支出を減らすことを考える時に大切な6つの心得について説明するよ。
支出を減らすためにまず始めること
支出を減らすためにまず始めるのは、収支の見える化(可視化)。
詳しくは以下の記事で書いていますので、そちらを見てもらいたいのですが、簡単にまとめると、
- 現状を正確に把握することで削減余地が見えやすくなる。
- 家計簿をつけることになるが、面倒…。
- そんなあなたに、最近は楽に家計簿をつけてくれるアプリがあります!
- リンククロス家計簿やマネーフォワードMEがある。
- 家計簿をつけない理由を考えるのではなく、どうやったら楽に家計簿をつけられるのかを考える。
こんな感じです。
見える化を続けると、削減効果も見えてきて続けやすくなるから是非チャレンジしてみよう♪
支出を減らすための6つの心得
さて、支出を減らす手段を考える前に、まず心得ておきたいことがあります。
私が大切にしている6つの心得について説明します。
1.モノやサービスを価値で考える習慣を身につける
これは、金額だけでなく価値で物事を考えるようにするということ。
一見、値段が安く見えても、そのモノやサービスは自分にとってはもっと価値が低いかも。(お値段以下)
金額だけで考えると、割引などにすぐ飛びついちゃって、不要なものを買ってしまいがちです。
金額だけでなく、自分の中の価値と合わせて必要かを考えることが大切です。
この価値観を身につけるために必要なのが、「自分にとって重要なものとそうでないものの区別」です。
これは人によって違うので、過去の自分の行動から考えてみましょう。
私の場合を一例にすると、以下な感じです。
- 重要なこと
- やると決めたことをやる(投資の勉強とか、自己啓発とか、ゲームとか)
- 重要ではないこと
- 食事(質はそこそこで良く、まずくなければいい)
やると決めたこと(やりたいこと)は、自分の日々の満足感や幸福感に繋がるので、とても大切にしています。
一方、食事にはあまりこだわらないので、食費にお金をかけません。
割引シールを貼ってあるものが好物です!笑
ただ、「今日は美味しいものを食べる」と決めたときは、お金をかけます。(これはやりたいことなので)
このような感じで、自分にとって重要かどうかで、お金を使う/使わないを考えます。
なお、上記の食事のように、重要なこととそうでないことはその時々で変動します。
そのため、常にその時の状態で価値を考えられるように習慣化しておくことが大切です。
最初は難しいかもしれませんが、意識的に繰り返していれば、いつの間にか自然に価値で物事を判断出来るようになるので、チャレンジしてみてください。
物事を価値で測ることは、支出の削減だけでなく、日常生活、仕事などでも役に立つ能力なので、是非身につけておきたいですね。
2.自分が何にいくらお金を払っているのかを認識する
基本的にはモノやサービスにお金を払いますが、今自分が何にいくらお金を払っているのかを認識することが大切です。
1の心得に近く、何に価値を感じてお金を払っているかということになります。
コンビニで買い物をするケースを例に説明します。
通常、コンビニは定価に近い値段で販売しており、スーパーなどと比べて値段が高かったりします。
値段が高いのに、どうしてコンビニで買うのか??
- コンビニでしか売っていない
⇒ 先行販売、独占販売というサービスにお金を払っている。
- スーパーが閉まっている、近くに無い
⇒ 今すぐ買える(時間の節約)というメリットにお金を払っている。
このように、品物の値段だけで考えないということですね。
上記だと、価値ありですね!
逆に、ちょっと行ったらスーパーがあり安く売っているのであれば、スーパーで良くない?となり、コンビニで買う価値は無いです。
「何となくふらっとコンビニへ…」「ちょっと高いけどまぁいいや…」なんてことでは、支出は減らせません。
ちゃんと何にお金を払っているかを意識して、それが必要なことなのかを考えましょう。
自分にとって必要かどうかを意識出来るようになると、今まで何となくやっていた習慣の中に無駄なことがあると気づくかもしれませんよ。
3.支出を減らす⇒我慢する はしない
支出削減(節約)と聞いて、「え~今の生活水準を下げたくないなぁ」と思いませんでしたか??
もちろん、生活水準を下げたり、趣味や贅沢を我慢することで支出を減らすことは出来ますが、いきなりここに着手するのはやめた方がいいです。
- スマホ代を安くしようとして、ネット利用頻度や電話時間を減らそうとする。
- 食事の質や量を下げて食費を削る。
上記のような我慢をすると、ストレスが増えますので精神的に良くないです。
ストレスが増えると、日々の生活が辛くなってきますよ。
そして、続かないです。
未来のために今を犠牲にする…出来ればこれは避けたい。
じゃあどうしたらいいのか??
それは、無駄を削減するということです!
無駄なものは無くしてもストレスが増えませんよね。
また、支出を減らすのは、長い期間続けることで、大きな成果となります。
我慢せず、長期間続く支出削減から始めるべきです。
と言うことは、無駄で長期間続けている可能性があるもの…固定費ですね。
スマホ通信料やネット・テレビ・固定電話サービスなどで、使っていない無駄なオプション契約はありませんか??
自分にとって何が無駄かを考え、知ることが大切です。
4.面倒だな…は好機と考える
2で説明したコンビニのケースだと、ちょっと行けばスーパーがあるけど、行くのが面倒だな…と思いますよね。
実際、面倒だと思います。
その面倒をお金で解決すると考えれば、それもありだと思います。
しかし、だからこそ、その面倒なことをすることで支出が削減出来るのです。
何が言いたいかと言うと、面倒だと思ったことは、削減余地があるということです。
なので、「面倒だからやらない」とすぐに思うのではなく、ちょっと立ち止まって「その面倒は本当に出来ないのかな?」と考えてみましょう。
コンビニをやめてスーパーに一回行っただけでは、せいぜい数十円から数百円しか削減できませんが、これを何年も続けると大きな削減になります。
もっと簡単なのが固定費の削減です。
最初はいろいろ調べたり手続きしたりするのは面倒ですが、最初にがんばれば、あとは何もしなくても大きな支出削減が出来ます。
今少しがんばれば、将来、大きな資産になるかもしれません。
それでも、今の楽を取りますか??
習慣化出来れば大きな削減になるので、「面倒」で片づけず、一度考えてみましょう。
5.取り返しのつくことから始める
いざ支出削減のために生活習慣やサービスを変えてみたけど、思ったより支出が減らなかったり、意外にストレスとなったり…。
こんな時は、元に戻すことを考えるべきです。
そのため、元に戻せる(すぐに変更出来る)ことに対し支出削減を着手した方がいいです。
おすすめは、契約やサービス、生活習慣から着手した方がいいですね。
反対に、家電や車などモノの購入については、後から変更がしにくいので、支出の削減はあまり考えず、将来含め必要な性能を備えたものを選ぶべきです。
(物の購入時の支出削減は、グレードダウンではなく値切りでがんばる!)
買い替えは余計な出費を生みますからね。
支出削減チャレンジをするものとしないものの区別をしっかりつけよう。
6.家族が納得出来るように心がける
支出の削減ポイントを決めて、いざやってみると、自分は良くても、家族が不満やストレスを感じている…。
なんてことにならないようにする必要があります。
ここまで説明したように、無駄を削減するのがポイントになりますが、無駄のポイントは、人それぞれです。
そのため、自分にとっては無駄なサービスかもしれませんが、家族には必要なサービスかもしれません。
よく話し合って、家族全員が納得して進めることが大切です。
でないと、続きませんよ。
Win(家族の生活の満足) Win(支出を削減して資産を増やす)を目指しましょう!
支出を減らして生活も心も豊かにしよう
支出削減(節約)をする目的は、今と将来の生活を豊かにすることです。
その過程で、何かを犠牲にする必要が出てくるかもしれませんが、心が疲弊しないようにしないといけません。
生活だけでなく、心も豊かにすることで、本当の幸せを感じることが出来ると思います。
心を豊かにするには、納得することが大切です。
納得出来なければ、やらないというのも選択肢だと思いましょう。
時には後悔することもあるけど、後悔した時に納得する記事を以下にまとめていますので、よかったら見てください。
solfisbfprj.hatenablog.com
「節約」に関する名言
今回は節約に関する名言です。
欲しいと思うものを買うな。必要なものだけ買え。
~カト・ケンソリウス~
今回の記事にストライクな名言。
この方は、 紀元前234年生まれで、共和政ローマ期の政治家です。
かなり昔の人ですが、現代に通ずる名言を残しています。
欲しいものを一切買わないということではなく、欲しくて必要なものを買おうということです。
欲しいけど不要なものはすぐにいらなくなりますよ。
節約はかなりの収入なり
~デジデリウス・エラスムス~
この方は、1466年生まれで、ルネサンス時代の人文、神学、哲学者です。
この方も昔の方ですが、今も昔も変わらないんだなぁと感じます。
節約=収入という考え方。
収入が1万円増えるよ!と言われたらがんばるのに、1万円節約は面倒…とがんばらない。
貯まる資産は同じなのに、感情だけで節約に向き合わないのは何だか変だと思いませんか??
まとめ:【資産を増やす】支出を減らすための6つの心得
いかがだったでしょうか?
今回は、私が支出を減らすときに考える6つの心得を説明しました。
- モノやサービスを価値で考える習慣を身につける
- 自分が何にいくらお金を払っているのかを認識する
- 支出を減らす⇒我慢する はしない
- 面倒だな…は好機と考える
- 取り返しのつくことから始める
- 家族が納得出来るように心がける
正直、私自身、上記心得に反する行動をすることはあります。
でも、それは心得に反していると認識した上で行っているので、頻繁に行ったりはしませんし、「贅沢したわ~」と割り切ったりしています。
無意識に浪費する…これが一番残念なパターンです。
無意識だと気づくことも出来ないですからね。
みなさんも、無理・無駄のない支出削減を目指していきましょう。