【需要を想像で決めない】航空機レストランとバーチャルバスの旅【気になったことを語る】
シンガポールの旅客機レストランのニュース
今日夕方、NHKを見ていたら以下のニュースが流れていました。
コロナで需要減 シンガポール航空が旅客機で機内食レストラン | 新型コロナ 経済影響 | NHKニュース
シンガポール航空が旅客機で機内食のレストランを10月24日から開始したというニュースです。
ニュースでは、料理のイメージや機内の様子などが流れていました。
多くの方は、正直「ふーん」ではないでしょうか。
実は、10月14日ぐらいから報道はされていたのですが(もっと前からあったかも)、 Yahoo! JAPAN ニュースのコメント欄が現時点で2件しか無く、注目度が低いことがわかります。
で、私は最初は、「航空会社は経営が苦しいのはわかるけど、誰が行くんだ?」と思いました。
ただ、流れていた映像を見て、「行きたいな!」と、気が変わりました。
なぜかと言うと、、、
旅客機のファーストクラスに座って豪華料理を食べれる!
ということです。
飛行機で海外旅行に行かれたことがある方はイメージ出来るかと思いますが、エコノミークラスはかなり狭いです。
でも、ファーストクラスやビジネスクラスはかなり値段が高く、私には手が届かないのです…。
そこで、このレストラン!
旅行に行くほど高い金額を払わずに、ファーストクラスの旅(ただし動かない)と食事が体験出来るんですよね。
飛行機をただの移動手段と捉えると、全然興味ないと思いますが、乗り物好きな人にはいいんじゃないでしょうか。
ただ、シンガポールの空港で行われているので、行けないんですけどね…。
以下、シンガポール航空のホームページからの出典です。
■スイート
普通にベッドがあるんですよ。笑
もはや空飛ぶ部屋ですね。
レストランでもベッド使っていいのかは不明。
価格は、スイートで642シンガポールドル(約4万9600円)。
座席をフラットモードにしたときの写真です。
そもそも飛行機で横になるというのは、一度でいいから経験したいですね。
価格は、ビジネスで321シンガポールドル(約2万4800円)。
他にも、プレミアムエコノミーが96.3シンガポールドル、エコノミーが53.5シンガポールドルとのこと。
ビジネスになるかは不明ですが、この時期だからこそ受けられるサービスと考えられば、貴重な機会な気がします。
オンラインでバーチャルバスツアー
こちらは結構ニュースでやっていたのでご存じの方も多いと思います。
香川県の琴平バスが開催しているサービスで、その名の通り、オンラインでバスツアーに参加します。
公式ページでは、以下がおすすめポイントとのこと。
- 地域産品をご自宅に直送!ツアーに参加して、地域を応援できる!
- こだわりは「没入感」。”旅のしおり”が届き、ツアー当日はオンラインバスに乗り込んでシートベルトを着用!
- 現地からの生中継!地域を知るガイドさんとのコミュニケーションで、実際に行きたくなること間違いなし!
- オンラインならではのアイデアも!
いやぁ、これも最初聞いた時、「えっ、需要あるの?」と思ったのですが、どうも参加している人がそこそこいらっしゃる。
「いや、感染症が落ち着いたら行ったらいいんじゃないの?」と思っていたのですが、よく考えると、そもそも行けない人がいるではないか。
移動が困難な高齢者や障害者、連休が取れない人などなど…。
こちらもビジネスになるかは不明ですが、新たな需要を掘り起こしていると考えれば、面白いチャレンジだなと思いますね。
(ニュースに取り上げられるぐらいだから、ある程度成功しているのかな)
需要は個人の想像を超える
これらの新たなサービスから感じたのは、
「需要は自分の想像の枠を超えている」
ということでした。
世の中は自分の知らないことだらけです。
にも関わらず、何かのアイデアを聞いた時、「いや、それは無いだろ」と自分の想像の中で結論を出しがちです。
確かにその結論が正解のこともあるのですが、機会損失をしている可能性もあります。
そのため、自分の基準で物事を判断するのではなく、客観的な基準で判断するように心がけたいですね。
投資を始めてからというもの、「この企業の株はあがらないだろう」とか「ここは有望そうだな」とか自分なりに判断するのですが、まぁ外れる。ホント。
で、外れた時に調べてみると、自分が思いもしなかった価値(またはリスク)が見つかります。(他の人のつぶやきや掲示板などで発見しますね)
もちろん私のリサーチ力不足ということもあるのですが、一人で考えるには限界があるというのも事実だと思います。
「三人寄れば文殊の知恵」とはよく言ったものですね。
シナジーを創り出すことの大切さ
今回のニュースは、複数人でアイデアを出し合い、シナジーを生み出すことの大切さを再認識出来たいい機会になりました。
(要するに、自分一人の力(思考力)なんてちっぽけだな~と感じさせられました)
まさに、7つの習慣に登場する「第六の習慣・シナジーを創り出す」ですね。
価値観の押し付け合いをするのではなく、二人で3倍の価値が出せるようにする道を探す意識が大切ということです。
こういう日常の中にも、学びがあるんだなという1日になりました。
と言うことで、今回は「テレビを見ていて気になったシリーズ第二弾」でした。
ちなみに、第一弾は以下の「お金に愛されない財布」ですので、時間がある方は見てもらえたらと思います。