【ITテクノロジー】ついに靴屋さんも完全無人店舗へ
完全無人店舗の靴屋さん
今日、以下のニュースを見ていて、未来っぽさを感じたので記事を書くことに。
アシックス商事による非接触型の無人販売店舗が銀座に期間限定オープン、3D足形計測器のデータから推奨商品を提示
引用:Fashionsnap.com
ニューノーマルということで、実証実験を兼ねて、明日12月10日より、銀座で完全無人の靴屋さんが期間限定でオープンするそうです。
入店から購入まで店員と接触しないという新しさ。
靴などは、実際に履き心地を試してから買いたいものですが、感染症がちょっと気になる…。
そんなあなたに、この無人店舗はいかがでしょうか。
ハイテク店舗
この無人店舗ですが、かなりハイテクです。
まず、店舗は約30平方メートルとそこそこ広めです。
入店したら、下の写真中央の3D測定器で、「足長・足囲・足幅・踵幅・足高・踵傾き」の計6項目を計測。
その他、生まれ年などをタブレット端末に入力すると、推奨商品を表示してくれます。
引用:Fashionsnap.com
不明な点があれば、備え付けのタブレットでリモート接客してくれるそうです。
購入はオンラインのみ。
決済から4営業日程度で指定場所に届くそうです。
ラインナップですが、テスト店舗ということもあり紳士靴のみとのことです。
ただし、この実証実験を経て、今後ラインナップを増やすかもしれないとか。
まさにニューノーマルな気がしますね。
感染症対策は?
気になるのは感染症対策。
店員と接しなくても、お客どうしは接してしまいます。
入店時には非接触型体温計で検温、消毒液噴霧器で消毒するそうです。
写真では、消毒は手だけっぽかったので、少し不安が残るか?
あと、お店の中やサイズ合わせの靴自体の消毒はないっぽい?です。
入店しても買わずに出れるか
人によると思いますが、気軽に入店出来るかがポイントになるかもしれません。
私は、お店に入ったら「何か買った方がいいかな」と思ってしまうので、こういうお店にはなんだか入りづらいですね…。
まぁ、オンライン決済なので、買ったかどうかは店側は(ほぼ)わからないはずなので、気軽に入店すればいいと思いますけどね。
ただ、人間の心理的ハードルというのは結構手ごわいので、そのあたりも含めて実証実験なのだと思います。
無人化の先にあるものは…
コンビニなどはもともと人件費削減のために無人店舗化を進めていましたが、今後、感染症が後押しして無人化ブームが起きるかもしれませんね。
ただし、それだけ雇用が失われるということですので、これからの時代は、より個人の特性・能力が求められるようになるかもしれません。
産業革命により、重度な肉体労働から解放された人類。
次は、ハイテク・AI革命により、軽度な肉体労働と単純労働、知識労働からも解放されるかもしれません。
そうなった後、人には何が求められるのでしょうか…。