【魔女の旅々】共通点を知る大切さと成功の秘訣【アニメ第10話】
今週のアニメ魔女の旅々は二人の師匠の昔話
今週の魔女の旅々は、『二人の師匠』というタイトルで、30分1話構成でした。
主人公イレイナの師匠フランと、サヤの師匠シーラの二人の昔話。
最初は馬が合わずに、足を引っ張り合っていた二人ですが、ある街での出来事がきっかけで、共闘することに。
今では一緒に旅行に行くほど仲が良い二人が修業時代の話をする内容でした。
詳細を見ていきましょう。
師匠たちが魔女見習いから魔女になるまでのお話し
まずは、お話の概要をまとめます。
冒頭、シーラは「自由の街クノーツ」に荷物(箱)を届けるようサヤに指示し、自分は休暇を取ることに。
シーラが向かった先はフランのもとで、恒例となっていた二人での旅行に出発。
実は、シーラとフランは同じ師匠(イレイナの母親)のもとで修業した姉妹弟子。
そんな二人が、旅行に行く道中に修業時代の昔話をすることに。
当時、すでに弟子だったフランは、師匠より「新たな弟子よ」と言われ、シーラを紹介されます。
シーラはフランに敵意満々で、お互いに反発しあっていましたが、いつも師匠はニコニコしていました。
ある日、依頼により「自由の街クノーツ」に赴いた3人。
魔法(魔女)を憎む無法者集団を捕獲してほしいという依頼に、師匠はフランとシーラの二人で解決するようにと言いました。
無法者集団は魔法に似た不思議なアイテムを使っており苦戦。
更に、お互いに足を引っ張り合い、なかなかアジトに辿り着けない二人でしたが、逆に無法者集団に捕らえられてしまいました。
アジトに連れていかれ絶体絶命の二人でしたが、師匠から教わったナイフ技で形勢逆転し、アジトを壊滅、無法者集団を捕らえました。
(実はアジトに潜り込む作戦でした)
共闘した後、お互い魔女を目指すきっかけを語り合い、徐々に打ち解けていきました。
そして現在。
シーラは、今朝サヤに届けるよう依頼した箱が、当時、無法者集団のアジトにあったことを思い出しました。
嫌な予感がしたシーラは、フランを連れて急いでサヤが向かった「自由の街クノーツ」に向かいます。
一方、そのころイレイナは、「自由の街クノーツ」を目指して空を飛んでいるところでした。
■サヤに箱を「自由の街クノーツ」に運ぶよう依頼するシーラ
出典:TVアニメ『魔女の旅々』公式サイト
■修業時代のシーラとフラン、そして師匠
出典:TVアニメ『魔女の旅々』公式サイト
師匠たちの昔話に始まり、最後は「自由の街クノーツ」にサヤ、シーラとフラン、そしてイレイナが終結する形で10話は終わりとなりました。
今回のお話は、この先に待っている騒動の伏線の意味合いが強いと思いますが、学びになると感じたことがいくつかありました。
それは、「馬が合わない2人の共通点」と「魔女を目指した理由から見る成功」の2つです。
1つずつ見ていきましょう。
馬が合わない2人の共通点
シーラとフランの二人は、出会った時から馬が合わないとお互いに感じ、いがみ合いました。
実際、シーラは言葉遣いが乱暴な自分中心タイプで、そんなシーラをフランは受け入れられませんでした。
これは現実世界でもよくあることで、どうしても合わないタイプは存在します。
どんなに気をつけていても相手をイラつかせてしまい、いつも険悪になってしまいます。
私も「この人は合わないなぁ」と感じる人が何人もいますが、適度な距離感で付き合うよう心掛けています。(合わないのなら近づき過ぎない)
しかし、フランとシーラは、お互いの共通点を見つけたことで打ち解けることができました。
それは、「二人とも打算的に魔女になったこと」です。
シーラは「魔女になって稼ぎたい」、フランは「自分の国で初めての魔女になれば楽が出来る」というものでした。
お互いに、「あいつとは違う」と思っていたのですが、二人とも崇高な目的があるわけでもなく、自分の生活ために魔女になろうとしていたことを知り、一気に親近感が湧いたのだと思います。
確かに、気が合わない二人が同じ趣味があることを知ると、一気に仲良くなったという話を聞いたことがあります。
仕事においても、「仲間」をつくるには「共通点」を見つけて共有することが大切なのかもしれませんね。
魔女を目指した理由から見る成功
前述のとおり、シーラとフランが魔女を目指した理由は、以下でした。
- シーラ:魔女になって稼ぎたい
- フラン:自分の国で初めての魔女になれば楽が出来る
シーラは、幼いころから魔法が使えましたが、これが何なのか知らず、魔法を使い財布を強奪してその日暮らしをしていました。
ある日、師匠の財布を強奪しようとして逆に捕らえられましたが、その時初めて魔法と魔女という存在を知りました。
そして、魔女を目指すと決めたのでした。
一方、フランは、自分の生まれた国には魔女が一人もいませんでした。
アニメでは細かい描写はありませんでしたが、誰もいないからこそ魔女を目指すと決めました。
そして、二人とも念願の魔女になり、シーラは「魔法統括協会に所属する敏腕エージェント」に、フランは「国で魔法を教える先生」になりました。
この成功への道ですが、二人とも異なっていました。
シーラの場合、最初は自分の力を理解しておらず活かせていませんでしたが、能力を知り学ぶことで、人生が開けました。
フランの場合、「周囲に誰もいない」ということろに目をつけて、オンリーワンの存在を目指し、価値のある存在になりました。
- 能力を活かす場所と方法を知ることで成功する。
- 例え才能が無くても、その環境でオンリーワンになることで成功する。
(フランは才能があったかもしれませんが)
どちらのサクセストーリーがいいかは人それぞれですが、私は後者が好きですね。
ナンバーワンよりオンリーワンがいいなと思っています。
あと、この二人の成功に共通するのが、「二人とも自ら行動したこと」です。
きっかけは違っても、自らの意志で弟子になることを選び、道を切り開きました。
必ず成功するとは限りませんが、行動することで道は切り開かれると思います。
これが成功の秘訣だと思います。
アニメの今後の展開が楽しみ
さて、残すところあと2話となったアニメ魔女の旅々ですが、今回のお話で「自由の街クノーツ」に4人が揃いました。
そして、修業時代の回想シーンで、捕らわれた盗賊のお頭が復讐を語っていました。
あのサヤが運んで行った箱がキーアイテムになるとは思いますが、どのような展開が待っているのか。
私は、あまり先の展開を予想せずにストーリーを見て楽しみ、後から考察するのが好きなため、これ以上予想はしないでおきます。
次週も楽しみですね。
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