【魔女の旅々】対立したときに壁は必要か?!【アニメ第7話】
今週のアニメ魔女の旅々は「対立」がテーマ
なんだかんだ毎週見ているアニメ「魔女の旅々」。
今週の魔女の旅々は、『旅人が刻む壁』/『ぶどう踏みの少女』の2話でした。
『旅人が刻む壁』…魔女サヤによるイレイナへの異常な愛
『ぶどう踏みの少女』…ふみふみ
わけわからんと思いますけど、見たらわかります(笑)
この2話の共通点は「対立からの和解」と思います。
今回は、この2つのお話から見えてくるものは何か?を考えていきたいと思います。
「対立からの和解」に見えてくるもの
まずは、簡単にお話の概要を。
『旅人が刻む壁』
壁で隔てられた仲の悪い2つの国のお話し。
お互い、自分の国に訪れた旅人に、自分の国の良いところを壁に刻んでもらい、その数(内容)を競っていました。
ある日、「最近書き込みが減ってきており、何かいい案は無いか?」と、片方の国から依頼を受けたサヤは、「自分達で書き込めばいい」と提案するが…。
2つの国を隔てる壁と、イレイナを愛するサヤ。
出典:TVアニメ『魔女の旅々』公式サイト
『ぶどう踏みの少女』
ぶどう酒が特産であるこの村では、道を挟んで「こっちの村」と「あっちの村」に分かれてぶどう酒の販売合戦を行っていました。
そんな「こっちの村」に、イレイナが訪れて、ぶどう酒を堪能しようとするが、ぶどう踏みの依頼をされてしまい…。
「こっちの村」の人々とイレイナ。
出典:TVアニメ『魔女の旅々』公式サイト
どちらも、境界を設けて対立しますが、最終的には和解します。
結構ソフトでユーモア溢れるお話でしたが、私には2つの学び(教訓)を感じました。
1.境界となる壁(道)が表すものは心の距離
どちらのお話も、対立の境界として壁と道が登場しました。
お互いに距離を取って、競い合ったのですが、この壁と道は、心の距離を表していると思います。
争ううちに、心の距離を取ったのですね。
そして、「壁が壊れた」「道を跨いで相手側を訪れた」という出来事をきっかけに、最終的には和解しました。
ここからの学びは何か?
距離を詰めること…ではなく、距離をおくことだと思います。
推測ですが、おそらく無理に和解しようと画策しても上手くいかなかったのではないかと思うのですね。
一旦、壁・道で距離を取ることで、相手への憎しみが減ったのではないかと思います。
確かに争ってはいましたが、憎しみはそこまで感じませんでした。
必ず上手くいくとは限りませんが、「押してダメなら引いてみろ」と言うように、一旦距離を取ってから接触することで、「今まで何してたんだろう」という気持ちになれたのではないかと思います。
ポイントは、無視したり決別することなく、適度な距離を置いたことだと思います。
悩むことが多い人間関係。
決別してしまうのは簡単ですが、まずは適切な心の距離を置いて、無視せず、適度に接してみてはいかがでしょうか。
意外な一面が見えてきたりするかもしれませんよ?
2.対立することの効果
もう一つは、対立することの効果です。
『旅人が刻む壁』では、お互いに負けじと技術開発に努め、どちらも発展していました。
『ぶどう踏みの少女』では、明確な描写はないものの、ぶどう酒の販売を競うことで、味・商品ラベルの進歩が見られたのだと思います。
ここからの学びは、好敵手がいると成長するということですね。
一般的には、「争うことは悪」と思われがちですが、上手く使うことで成長することが出来ます。
マンガでも、だいたいライバルが出てきますよね。
争いながらもお互い切磋琢磨していく姿がよく描かれます。
要するに、目指すべき具体的な目標があると成長しやすいということですね。
現実世界でも同じで、目指す目標は、他人でもいいし、理想の自分でもいいと思います。
私は、他人を参考に理想の自分を創造し、その自分を目指すことが多いですね。
直接他人と競うと、心が折れそうになるのでやらないようにしています^^;
ポイントは、相手を憎むのではなく、「自らの成長の糧」にすることです。
どちらのお話も、距離を置くことで、パワーを自らの成長に注ぎました。
これが良かったのだと思います。
おそらく、争わずに仲良くしていたら、ここまでの発展・進歩は無かったのではないかと思います。
悪い面だけでなく良い面も見る
この考察は、ポジティブ思考に必要な「物事は、常に良い面と悪い面をもっている」という要素から出てきています。
争うことで辛い思いをしたり、時には傷つけあったりもしますが、必ずしも悪いことばかりではないと思います。
どんな時も、良い面を探すことが大切です。
このことについては、別の記事でもまとめていますので、よかったら見てください。
まとめ:対立したときに壁は必要か?!
いかがだったでしょうか。
対立からの和解を通して、「距離をおくことの大切さ」と「争うことで成長する」ことについて語りました。
アニメの中にも、いろいろとメッセージが込められていて、おもしろいですね。
表題の「対立したときに壁は必要か?!」については、のぞき穴がついている壁は必要かなと思います。
完全に距離を取るのではなく、時々のぞいてみるんです。笑
誰でも苦手な人・苦手なものがあります。
決別してもいいのですが、まずは一定の距離をおいてみて、様子をみてみるのがいいと思います。
私も上長に苦手意識があり、一時期、心の距離をおきました。
すると、いつの間にか怒りや憎しみは薄れて、普通に話せるようになりました。
今でも苦手意識はありますが、一定の距離をおいて、そこまで苦なく接することが出来ています。
以上です。
来週はどんなお話なんだろうか。楽しみですね。
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